基本的に決まっているわけではありませんが、3校~4校受験するのが普通です。
3校の選び方は、目標校、実力相応の学校、滑り止め校の3つをピックアップすると良いでしょう。
ただ看護受験の場合、滑り止め校の選び方は要注意です。合格人数(合格枠)が少ない学校は不確定要素が強いからです。
偏差値が低い学校でも、たまたまその年度でレベルの高い受験生が多ければ、とてつもなく受かりにくくなるといった可能性もあるわけです。
つまり看護受験は単純に偏差値だけで判断することが難しいわけです。
では要注意の学校の特徴とは、どのような点に着目すればよいでしょうか。
●合格枠が少ない学校
●面接の配点が高い(試験の科目数が少ない)
●倍率が高い(5倍以上)
上記のような学校は、たとえ偏差値が低くても受かればラッキーくらいに考えておいたほうが良いです。
入試情報は看護受験wikiからも参照されて下さい。
[受験相談#02] 看護専門学校の社会人入試は受かりにくいですか?
一般的には受かりにくいと言われることが多いです。
現実には、受かりやすい学校と受かりにくい学校があります。
実は看護学校でも、社会人入試が狙い目の学校もあるという事です。
社会人入試で狙い目の学校には共通するポイントが3つあります。
1、試験の科目数が2教科以上(例えば、国語と数学とか・・・国語と英語とか)
2、社会人入試の合格枠が10名以上
3、倍率が5倍以下
例えば、社会人入試が国語と面接だけであるとか、合格枠が若干名の学校だった場合、これらは狙い目ではない可能性が高いということです。
社会人入試は、学校を狙って受ければ合格できます!
[受験相談#03] 社会人の場合、医療関係の仕事だと看護学校に合格しやすい!?
実は、これは全く関係ありません。(※一部、系列施設で勤務している場合、優遇されることはあります。)
もちろん医療関係の仕事をしていると、看護師志望理由が書きやすいというメリットはあるかもしれません。
例えば、「看護助手の仕事をしていて医療行為ができず、自分のできる仕事に限度があると感じておりました。もっと医療面から患者さんの心身のサポートをしていきたい・・・」
このように仕事面から看護師志望理由に結び付けやすいという面はあります。
ただ逆に看護助手の仕事をしているからこそ、看護師の仕事のイメージ、同じ職場にいる看護師の印象について深く尋ねられる可能性はあります。