KDG看護予備校では、「大阪医科薬科大学 看護学部看護学科にどうしても合格したい」方専用の対策講座を行っております。その生徒の現在の学力や試験形態を考慮しながら、大阪医科薬科大学 看護学部看護学科の入試傾向を踏まえた対策を個別に行いますので、最も効率的に合格を目指すことができます!
大阪医科薬科大学 看護学部看護学科の特徴
カリキュラム・看護実習
大阪医科薬科大学では医学部・薬学部・看護学部の3学部合同「医薬看融合教育」を行なっています。また高槻市、高槻市医師会、高槻市歯科医師会、高槻商工会議所など多くの機関が連携しながら地域包括ケアを展開しております。
看護学部では1年次より実習を行います。早期からの臨床実習により、医療人としてのプロフェッショナリズムを醸成します。実習は主に大学病院で行われますが、離島やへき地、緩和ケアセンター、精神保健福祉センター、公衆衛生看護では保健所等に赴くなど、他施設での実習も行っており、視野を広げる機会になります。
国家試験・進路
令和3年度(第111回)の看護師国家試験合格率は100%。チューター教員や国家試験対策委員会による手厚い支援を受けながら学習に励むことができます。
大阪医科薬科大学病院が主な就職先となっています。その他、関西電力病院、大阪公立大学医学部附属病院、社会医療法人愛仁会などへ就職される方もいます。
学生生活
本部キャンパスは阪急京都線「高槻市」駅下車すぐの好立地。高槻市からは関西の主要三大都市へ短時間でアクセスできます。
大阪医科薬科大学病院と隣接し、実践的な環境で学習できます。
大阪医科薬科大学 看護学部看護学科の受験対策
基本情報
募集定員:85名
入試区分:【一般選抜】【大学入学共通テスト利用選抜】【学校推薦型選抜(併願制)】【「至誠仁術」入試(専願制)】
【一般選抜】の入試傾向と対策
一般選抜には<3科目入試>と<2科目入試>があります。
●試験科目
<3科目入試>
英語(必須)
国語(必須)
選択科目「数学、理科」から1科目
<2科目入試>
英語(必須)
選択科目「国語、数学」から1科目
※国語は国語総合(古文・漢文を除く)、数学は数学Ⅰ・A、理科は化学基礎・生物基礎の範囲から出題されます。
●試験倍率(2022年度入学)
<3科目入試>2.8
<2科目入試>4.3
●コメント
試験はマークシート方式です。受験までに出題形式に慣れておくようにしましょう。
「英語」は大問5つで構成されています(2022年度入試)。大問1,2は長文読解、大問3は空所補充(読解)、大問4は空所補充(文法)、大問5は並び替え(文法)です。1つの長文に対して設問が10題程度あり、細かく読み解く力が求められます。大問3は文章内の空所に文脈に沿った単語を入れる問題。少し慣れは必要であるが、丁寧に読み進めれば十分解答できる。
「国語」は大問3つで構成されています(2022年度入試)。評論文2題の出題(大問1,2)。大問3は漢字やことわざ、慣用句などについて出題。大問1,2はともに設問が10題程度と多めで、問題内容は幅広い。哲学などの難解なテーマについての評論も出題されているので、堅苦しい文章に少しでも慣れておくよう日々トレーニングしておきたい。
「数学」は大問5つで構成されています。2022年度入試(3科目入試)は、大問1が小問集合、大問2が2次方程式、大問3,4が図形、大問5が確率という問題構成でした。図形問題は出題量が多く、対策をしておきたい。問題には図が記載されておらず、自分で描きながらイメージを膨らませていく必要がある。
2022年度入試の合格最低点は<3科目入試:186点(300点満点)><2科目入試:133点(200点満点)>でした。6~7割が合格ラインとなりそうです。
【大学入学共通テスト利用選抜】の入試傾向と対策
●試験科目
・共通テスト(1次試験)
英語(必須)、国語(必須)、選択科目「数学、理科」から1科目
・個別試験(2次試験)
小論文、面接
●試験倍率(2022年度入学)
3.4
●コメント
共通テストに加えて2次試験があります。2次試験では小論文と面接が課されますので、こちらもきちんと対策しておきましょう。
【学校推薦型選抜(併願制)】【「至誠仁術」入試(専願制)】の入試傾向と対策
「至誠仁術」入試(専願制)は入学後に、4年間の実習料・施設拡充費の全額減免が受けられる入試区分です。
●試験科目
<学校推薦型選抜(併願制)>
学力試験、面接、(調査書)
<「至誠仁術」入試(専願制)>
学力試験、小論文、面接
●試験倍率(2022年度入学)
<学校推薦型選抜(併願制)>6.5
<「至誠仁術」入試(専願制)>4.0
●コメント
学力試験では英語資料の読解が課されます(設問と記述は日本語)。<「至誠仁術」入試(専願制)>を受験される方は小論文対策もしっかり行いましょう。