ブログを書いていると・・・
2017.06.14
- 松山
広報の前田です
ブログを書いていると、いつもハッシュタグに「#看護師」や「#看護学校」と入れるのですが、悲しいことに「#看護師やめたい」
と出てきます。
それも「#看護師になりたい」よりも先に・・・。
じゃあなぜそうなるのでしょう?
私が「なぜ看護師になりたいの?」
と数名に質問したことがあります。
皆さま、口を揃えて「昔、看護師の人が優しくしてくれて、ああいう人になりたいと思って」
という方がほとんどでした。
素晴らしいことだと思います。
が!!
それは看護師が目に見えて人を助けたり、支えたりしているからで素晴らしく見えます。
もちろん素晴らしい職業で看護師がいないと今の世の中は成り立たないでしょう。
でも他にもたくさん人を助けている人がいますね。
パイロットだって人を助けています。
駅長さんだって、ケーキ屋さんだって。
パイロットは安全に人を運び、もしかすると海外でしか手術ができない
患者様を乗せているかもしれない。
家族が離れ離れになって何年かぶりに会うその飛行機を運転しているかもしれない。
駅長さんだって、今緊急で病院に行かなければいけない人を乗せて走っているかもしれない。
死ぬ間際の家族をみとるために急いでいる人を乗せているかもしれない。
ケーキ屋さんも「最期にあのケーキが食べたい、あのケーキを食べたら死んでも悔いはない」というケーキを作ってそれを食べて幸せな気持ちにさせることができているかもしれない。
そういう意味で人を助けている人はたくさんいます。
もちろん弱っているとき、不安な時に支えてくれるのは看護師かもしれませんが、マイナスな気持ちの方が多い中、常にポジティブでいなければならない仕事だと私は思います。
「もう僕はダメかもしれない」と言われたらあなたはなんと答えますか?
死んでしまった方のご家族になんて声をかけますか?
皆さまがどういう理由でやめたいと思うかは分かりませんが、
もしこんなはずじゃなかったというような理由で辞めるのであれば、もう少し自分の時間を大切に、無駄にしないために看護師の仕事というものをより深理解しようとしてみて下さい。
なんなら生活のために、給料がいいから看護師になりたいというほうがマシかもしれません
私がもし真剣に真剣に人助けをしたいと思うのであれば、大金持ちになります。 手段は選びません。
そしてそのお金を世界の病気の方々がよくなるようにお金を寄付します。ざっくりですが、私はこういう考えです。
皆さま家庭があったりで食べていかなければいけません。
そこで看護師という職業は自分の生活に当てはめることが可能なのか。 もしシングルマザーで夜勤勤務、誰も子どもを見てくれないとなれば、結構生活に負担がかかるかもしれません。
また、親がみてくれているから大丈夫という方も、親が倒れた場合どうするのかなども先のことも考えたほうが無難です。
それまでしても看護師になりたい!という方は絶対看護師になってほしいと思います。
なぜ私がこのようなことを書くかといいますと、今目の前に一生懸命看護師になりたくて勉強している生徒さんが沢山います。
勉強がなかなかうまく理解できず悔し涙を流す方もいらっしゃいます。
私は皆素晴らしいと思います。
が、こんなに頑張ったのに、お金をかけたのにこんなはずじゃなかった・・・にはなってほしくないんです。
看護師っていうのは甘くないけど本当に温かみがあり、今の時代には必要不可欠な職業で、心を救ってくれるお仕事だと思います。
看護師になりたいよりもどんな看護師になりたいのかを具体的に考えてみて下さい。
きっともっと勉強により一層力が入ったり、夢が広がるはずです。
私は誰よりも患者さんとコミュニケーションをとる看護師になる!!
とか
そのためには病気の知識だったりが必要になってくるのは当然です。
私その病気知りませんじゃなく、こんな患者さんもいて今は元気で過ごしていますから諦めず一緒に頑張りましょう
と言えるように。
皆様がポジティブでいてください。
どうか素晴らし看護師さんがこのKDGから沢山出来ますように
KDGは全力であなたをサポートします!