自分言葉への翻訳
2017.06.01
- 松山
KDG看護予備校、塾長の松山です。
今回のお題は「自分言葉への翻訳」。
これは特に国語(現代文)では有効な手法ですが、「難解な言葉を自分の言葉に翻訳して言い換える。」という定石があります。
そのことにより難解な問題文や設問が自分なりに理解しやすくなるというものです。
これは現代文だけではなく、学習全般について言うことができます。
ただ何でもかんでも自分なりの言葉に置き換えればよいのではなく、ステップがあります。
①まずは先生なり参考書なりに言っている通りに理解を試みる。
先生や参考書等の説明で「なるほど!」と納得できる文言があればそれは自分の腑に落ちている証拠。
その言葉は非常に重要なので、赤ペンや蛍光ペンで目立つようにしておくこと!
②どうしても理解できない内容、暗記できない内容が出てきた場合、自分なりに文言を言い換えてみる。
それで理解や暗記が進展すればオッケー。
この2つのステップを踏むと良いでしょう。
結局勉強の目的とは、「自分の頭に学習内容を残すこと。」。
とにかく勉強時間を長く取る、モチベーションを上げる・・・ことが目的ではないはずです。
極端なことを言えば、勉強時間が短くともモチベーションが低くとも自分の頭に学習内容を残すことができればよいわけです。
(現実的には、最低ラインの勉強時間とモチベーションは必要ですが・・・)
その為の、一つの手法が自分の言葉に置き換えて理解すること。
ぜひチャレンジしてみましょう。