入試
主な就職先は兵庫県立病院、西宮市立中央病院等です。兵庫県の学校の中では中程度~やや低めの倍率です。偏差値はそんなに高くありませんが、なかなか合格するのは簡単ではない印象です。平成31年度の倍率は、推薦入試2.8倍、社会人入試3.6倍、一般入試(1次)2.2倍、一般入試(2次)10.0倍でした。平成30年度の倍率は、推薦入試2.8倍、社会人入試3.3倍、一般入試(1次)2.6倍、一般入試(2次)8.2倍でした。平成31年度の入学生のデータは、新卒約78%、既卒約22%、定員に対する男子学生の比率は約6%、平均年齢は20.2歳でした。
定員は80名で、おおまかな比率は、推薦入試20%、社会人入試20%、一般入試60%でした。試験科目は、推薦入試が国語、数学Ⅰ、面接、社会人入試は、一般常識問題、面接でした。一般入試(1次)は、国語、英語Ⅰ・Ⅱ、数学Ⅰ、面接で一般入試(2次)は、国語、数学Ⅰ、面接でした。社会人入試の条件は、「入学時35歳以下の者」「高校又は中学を卒業後3年以上経過した者」「高校又は、中学と同等以上の学力を有する者と認定されてから3年以上経過した者」でした。専門実践教育訓練指定講座に指定されています。
試験問題については、社会人入試の一般常識問題は、国語、数学、生物、社会を織り交ぜたもののようです。
国語、英語が標準、数学がやや基本的という印象です。問題はそこまで難しくないので、ある程度の得点を求められます。国語の中に160~200字(60分)の作文があったようです。テーマは、「ペットとの関係について」などでした。
試験問題
国語は評論文だけでなく小説が出ていること、四字熟語やことわざ、文学史などの国語常識問題が多いことが特徴です。対策は小説を勉強しましょう。現代文の入試は、評論文が中心なので小説を勉強しない人が多いですが、この学校を受験する場合は小説を最低でも10題は解いて感覚を掴んでおきたいです。
数学は基本的な問題が多いです。1問~2問ほど難しい問題が出題されているので、それは出来なくても良いです。途中式を解答用紙に書くので、最後まで分からなくても必ず何か書いておくようにしましょう。部分点がもらえる可能性もあります。
英語は、発音、英単語、英文法、長文と幅広く出題されています。英文法は基本が多く出題され得点源にできます。文法対策を完璧にして正解率を高めましょう。長文問題も10題~20題程度解いて慣れておくと良いでしょう。