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現代文要約トレーニング

2017.06.10

松山

KDG看護予備校、塾長の松山です。

現代文について。

特に論説文と随筆において効果を発揮するのが、文章を要約すること。
特に論説文などの文章は長くて難解な場合が多い。結局最後まで読んでも、何を言いたいのか、何を言っているのかが掴めないケースが多いです。
そんな難解な文章を解読するのに必要なのが、要約し文章の骨格を掴むという技術。

その具体的なやり方を短文を題材に今回は取り上げておきます。
まずは短文から要約していき、慣れてきたら論説文や随筆などの一つの段落を一文、一言にまとめることをすると文章全体の流れを読めるようになるでしょう。
※記述問題の対策にも繋がります。

黒文字が元の文章、赤文字が要約した文章です。

●A.私の友人は中国人の男性なのだが、私に対して笑いながら日本と中国の違いについて話してくれた。
⇒中国人男性の友人は、日本と中国の違いについて話してくれた。

●B.大量生産・大量消費という現代の生活を見直し、将来の世代のために、そして世界の未来のために、恵み豊かな自然や環境を残していけるのか、それはこの社会のシステムの変革と我々一人一人の行動に掛かっている。
⇒恵み豊かな自然や環境を残していくのは、社会のシステムの変革と我々の行動に掛かっている。

●C.仕事とは対価をもらうものであるが、それは大抵の場合、もちろんそうでないこともあるが、人の役に立っているということである。
⇒仕事とは対価をもらうものであり、人の役に立つことである。

●D.人間誰しもチャレンジ精神を持っているものだが、何か物事を成し遂げる上で一番大切なのは、落ち込んだ時、つまりマイナスの時にチャレンジ精神を持続できるかどうかである。
⇒皆チャレンジ精神を持っているが、物事を成し遂げる際、マイナス時にチャレンジ精神を持続することが重要だ。

●E.生活環境を改善することがプラスに働くかと問われるとそのことはあまり重要ではないだが、最も重要なのは規則を作ることであり、具体的に言うと国や都道府県の定める法律的な規制を整備することだと考える。
⇒生活環境の改善よりも規則を作ることが重要だ。

ここで重要なのが、以下2つの力です。

①切り捨てる力
重要ではない語句、言葉をどんどん切り捨てていくことが大事。
例えば、Cの「それは大抵の場合、もちろんそうでないこともあるが、」やEの「具体的に言うと国や都道府県の定める法律的な規制を整備することだと考える。」など無くても意味の通る文章、重要度が劣る文章は切り捨てる。
付け加えや例えなどは真っ先に切り捨てること。

②言い換える力
文章がより簡潔になるように語句を言い換えるとよりよくなります。
A~Eそれぞれに言い換えを用いておりますので、ご確認ください。
Eを例に挙げると、「生活環境を改善することがプラスに働くかと問われるとそのことはあまり重要ではないだが、」⇒「生活環境の改善よりも」という風にものすごく簡潔に言い換えています。

この2つの力ぜひ意識して使用してみましょう。
よろしくお願い致します。

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